「貴方はアンジェのようです。」
骸はそう甘い言葉を囁き頬にキスをする。
この声も、この頬の感触が人間味をおび過ぎて悲しくなる。
「おや、キスはお嫌いですか?
でも残念ながら貴方達家族は僕の手中、抵抗は許しませんよ」
そうやって強く抱きしめられる。
泣いている…のかもしれない。
骸は私が骸を愛している事を知らないから必死で私を逃すまいと脅し、強制する。
『ねぇ、私をさらってくれない?』
そう言ったのも彼への同情か私が彼との夢をもう少し長くみたかっただけなのだろうか
・・・とても強い力で磁石をくっつけるとどうなるか知っているかい?
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