君はいつも白い日傘をさしていたよね。
だからその時確か学校の身なりのチェックを校門でされていた時何も知らない風紀の責任者の教員はその日傘を没収しようとしたんだ。
僕はあの時も風紀委員長で…一応全ての生徒の情報には目を通していたし、同じクラスだったから…たまたま応接室から覗いていた僕は窓からトンファーを投げてその教員の手を弾いたんだ。
その日の昼休みに君は僕の席に来て、取りに行ってなかったトンファーを渡しながらありがとうと笑ってくれたよね。
そして隣の席に座って、君は太陽の下で日光を気にせずに遊び回りたいとぼやいたのは僕だけだと知っていたんだ。
君は僕以上に、何時も一人だったから。
僕はなんと答えたんだっけ。
覚えてない。
ただ、その時の彼女の笑顔だけが鮮明に脳裏に映る。
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