テスト勉強は順調で、問題用紙に向かった今はそれは確信に変わる。

チァイムが鳴る。
「終わり」

雲雀さんがテスト監督。
だから雲雀さんに私はテスト用紙を渡す。
「はい………っ」


いきなり手を握られた。

冷たくて細い節くれな男性の手。
「君、まだやってるの?」



その握られた手、目線の先には無数の赤黒い線が幾重にも重なって−−−…。
「っ………!」

「何が辛いの」
淡々と紡がれる声。
「学校での要因は全て消したのに」
僕は家庭も調べ上げて、君を殺すもの全てを消した筈なのに…、 ドウシテ……

この少女はまだ止める事を知らない。

「ごっ、ごめんなさ…「違う」

僕が望んでいるのはそんなのじゃない。
僕は何でも出来る筈なのに。
僕は並盛の覇者なのに…、
ドウシテ…

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